日本共産党神奈川県議団は、5月11日、自由法曹団から、「神奈川県議会の議会運営の改善に関する意見書」を受け取りました。
以下からダウンロードできます。どうぞご覧ください。
自由法曹団神奈川支部さんが、神奈川県議会の議会運営の改善に関する意見書を発表されました。 2017年5月11日
意見書公表に当たって
この意見書を公表した自由法曹団は,1921年に神戸における労働争議の弾圧に対する調査団が契機となって結成された弁護士の団体です。 自由法曹団の目的は「基本的人権をまもり民主主義をつよめ、平和で独立した民主日本の実現に寄与すること」であり、「あらゆる悪法とたたかい、人民の権利が侵害される場合には、その信条・政派の如何にかかわらず、広く人民と団結して権利擁護のためにたたかう」(規約2条)ことにあります。
自由法曹団神奈川支部は,神奈川県弁護士会に所属しております約130名の弁護士で構成しております。
昨年5月,神奈川県議会において,日本共産党県議団の代表質問権を多数意見で制限する動きを知り,多くの団員が危機感を持って,県議会の傍聴に駆け付けました。そこで団員が見たものは,議会制民主主義にとって見過ごすことの出来ない様々な出来事でした。
そこで,自由法曹団神奈川支部は,神奈川県議会で起きていることについて,法律家の目で見て,問題点を指摘し,改善のための意見を提案することとして,この間,調査検討をしてきました。神奈川県議会に関する基本条例をはじめとした条例,規則,先例集等の資料等を収集し検討,県議会本会議及び委員会の傍聴,県議会議員からの聴き取り,県民の意見の聞き取り等を実施して,今般,この意見書を取り纏めるに至りました。
この意見書が,神奈川県議会の民主的改革に寄与することを祈念して公表することとします。
2017年5月11日
自由法曹団神奈川支部
支部長 森 卓 爾