手塚委員:公団の明神台団地は今建てかえが進行中ですが、工事が始まる前にボーリングしたところ、かなり広範囲にわたって坑道があることがわかったそうです。しかし、地下30メートルから40メートルなので危険はないと言っていたが、最近当事者に確認したら、結局坑道対策を実施したと言っていました。この件について承知しているでしょうか。
三箸総務局長:明神台団地につきましては、都市基礎整備公団において平成9年度から平成17年度の予定で建てかえ事業を行っております。そのうち既に建てかえを完成している部分については、地下坑道の安全対策を完了しております。また引き続き建てかえが計画されている部分についても、地下坑道の安全対策を実施していく予定であるというふうに聞いております。
手塚委員:明神台団地には今回市営住宅が建設されることが決まったけれども、当然地下坑道の調査や検討を行うと思いますが、いかがでしょうか。
三箸総務局長:市営住宅が計画されている箇所の地下坑道につきましては、基盤整備事業者であります都市基盤整備公団が埋め戻し工事を行うと聞いております。
明神台団地は現在建替えが進んでいます。2002年8月、都市基盤整備公団の案内で埋め立て工事中の地下坑道を調査しました。直径約10メートルの縦抗に設置されているエレベーターで47メートル地下に下りると、幅・高さともに約2メートルの坑道が縦横に掘られていました。
神奈川新聞記事(2001年3月)