核兵器禁止条約の制定に努力 受賞に拍手・歓声
志位和夫委員長が歓迎の声明を発表
ノーベル平和賞にNGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」 ノルウェーのノーベル賞委員会は10月6日、2017年のノーベル平和賞を国際的な非政府組織(NGO)、核兵器廃絶国際キャンペーンに授与すると発表した。
ICAN(アイキャン)のノーベル平和賞受賞を歓迎します
2017年10月6日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞の受賞を心から歓迎し、祝福します。これは、核兵器禁止条約という核兵器を歴史上初めて違法化した条約そのものと、条約採択にあたってICANが広島、長崎の被爆者はじめ市民社会全体と共にすすめた活動が評価されたものと考えます。
私は今年3月、核兵器禁止条約の国連会議に出席した際、ICANのベアトリス・フィン事務局長らと懇談し、会議の成功と条約の早期採択のため協力することを確認しあいました。7月の国連会議では、禁止条約の採択を議場で共に喜び合うことができました。 この機会に、禁止条約に日本政府が調印することを重ねて強く求めます。