保土ヶ谷区内のAさん宅で2018年6月にあった実例です。 困った時は188(イヤヤ)にすぐお電話を!
- 夫さんが一人で留守番しているお宅に業者が上がり込み、「お宅は白アリがいてこのままでは大変だ。すぐに駆除しましょう」と契約書にサインをさせて2時間ほど作業(?)をして8万円の請求書を出し、数日後に集金に来ると言って帰りました。
奥さんが帰宅し異変に気付き、知り合いの地元の共産党後援会役員Оさんに相談。契約書に書いてある業者の電話番号や携帯電話番号にかけても「使われていません」で繋がらず。Оさんは消費生活セン ターに相談。そのような契約はクーリングオフ出来るので「書面で契約解除」すること。郵便局で特定記録郵便か簡易書留で通告するようにアドバイスをうけAさんはすぐに「契約解除の通告ハガキ」を出しました。
- ところが数日後にくるはずの業者がすぐ翌々日に来訪。「たまたま近くに来たから」と男性が4人で押しかけ「夫さんが契約したのだから支払え」と威圧。「電話もつながらないではないか」と言うと「工事中だから」などと言い訳。再びОさん夫妻に来て貰い、「クーリングオフしたのだから帰れ」「帰らないなら警察を呼ぶ」と毅然と抗議の結果 業者はやっと引き揚げました。 ハガキは案の定宛先不明で戻ってきました。
- 消費者センターの方の話しによれば、こうしたケースでは「契約したし、すでに工事もしたのだからとしぶしぶ支払ってしまうケースが多い」とのこと。しかし、クーリングオフの条件は、期間内であれば理由を問わず「契約解除」の一言で有効です。
- それだけにまともな業者であれば、そのようなことの無いように丁寧に手順を踏みます。下見、見積り、契約、作業、請求となります。いきなり訪問して見積りもなく作業、即請求などはまともな業者さんはやりません。 このような業者がお宅に来ないとも限りません。どうぞご注意を。また契約してしまった場合など迷った時は局番なしの消費者ホットライン188にすぐにお電話を!
- 詳細につきましては消費者ホットライン(消費者庁)をご覧ください。