安倍暴走 ストップ! --再び戦争をしないようにーーー
今年は中学生、高校生の参加もありました
毎年この夏の暑い時期に◆九条の会・保土ヶ谷、保土ヶ谷九条ネットワーク。保土ヶ谷革新懇の主催で開かれてきた「戦争体験者のお話を聞く会」が、今年も8月12日に開催されました。今年はまず「カラーで見る太平洋戦争」ビデオを鑑賞。
その後、年金者組合の有志の方による「日本国憲法前文」の朗読。
そしてお二人の方の戦争体験を聞きました。
◆大高陽(おおたか よう)さん(84歳)は当時日本が中国を侵略し「満州国」をつくった。子どもながらも侵略者の側にいた立場から当時の満州国の日本人と中国人の様子等を語りました。
◆高田敞充(たかたひろみつ)さん(82歳)は北海道で「国民学校1年生」で迎えた。戦後の食糧難の実態や、教育勅語、奉安殿の事。学校の教科書の「咲いた咲いた桜が咲いた」の意味や、その後は「進め進め兵隊進め」への変遷。軍国主義の子どもをつくる教科書の怖さなどについても語られました。
今村あゆみ日本共産党・神奈川6区福祉相談室長も参加し発言しました。
戦後72年 戦争の体験を克明に覚えておられる方は少なくなってきています。当時5歳の方は77歳ですが鮮明に記憶には残ってはいないのが普通でしょう。当時10歳の方は82歳。この年代の方は記憶に残っていると思いますが人前で語るとなると記憶の整理が必要になります。当時20歳以上の方は92歳を越えておられますので、記憶を呼び戻し語っていただくにはかなり困難でしょう。 それだけに、この会で聞いた戦争の悲惨さを孫子の代にどうやって引き継ぐのかが問われています。