「横浜国大9条の会」主催 10月30日(月)第四回研究会
木村草太先生講演会 「憲法九条の今後」
正直申し上げて、計画したころは、政治がこんな状況になろうとは、想像していませんでした。22日の総選挙の結果によっては、「憲法九条の今後」という演題は、ほんとうにまじめに考えないといけないことになるでしょう。広く大学の内外から、多くの方々の参加を得て、有意義な講演会にしたいと思っています。
日時: 10月30日(月)18時開演 17時30分開場
場所: 横浜国立大学 常盤台キャンパス 大学会館4階ホール
講師: 木村 草太 先生
1980年横浜生まれ。首都大学東京・都市教養学部教授。憲法学者。主な著書:『平等なき平等条項論』(東京大学出版会)、『憲法の急所』(羽鳥書店)、『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書)、『憲法の創造力』(NHK出版新書)、『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』(晶文社)、『憲法という希望』(講談社現代新書)ほか多数。ブログは「木村草太の力戦憲法」。テレビ朝日系「報道ステーション」コメンテーターとしても切れ味鋭く活躍中。
いま、憲法が熱い!
安倍政権成立以来、「憲法」をめぐる論議が高まっています。2年前の9月に「安保法制」が強行採決により成立した際、ほとんどすべての憲法学者が、「違憲」であるとして批判しました。いま、私たちは、「憲法違反」の法律が効力をもってしまった状況に暮らしているのです。これは、いったい、どういう事???
政治について、歴史について、その他さまざまの観点ではまったく異なる意見をもつ憲法学者の人々が、なぜ、どういう点で「一致」できているのでしょうか?
焦点の一つ、第九条の真実と将来について、注目の憲法学者・木村草太先生をお招きし、「熱い」問題を、持ち味の「クールさ」で語っていただきます。